Saturday, June 1, 2013

サンフランシスコで出産 誘発分娩入院日記:1日目

05/25/2013  とうとう今日まで陣痛も来ず妊婦41週目。。。という事で誘発分娩(英語ではInduce Laborと言うらしいですが)に切り替えになりました。今日から病院に入院です。なので愛猫HANAちゃんとしばしのお別れ。ママ寂しいわ。。。HANAちゃんはあんまり分からないみたいで、いつもと同じご挨拶でした。でもHANAちゃんの写真も持ってきてます!!
(あー今日だっけ?)

(どっか行くの?)












(安産を祈ってるわ)

(お帰りをお待ちしてまーす)











(はいさ、はいさ)

朝の8時に病院にチェック・インなので前から準備していた荷物を持って7時半頃、バスで病院に向かいます。アメリカでは今週末はメモリアル・デイの祝日でホリデーウィークエンド。バスの時刻もバラバラで、しかも乗客は私達だけでしたー。そして何とかギリギリ8時にチェック・イン。

(荷物はこれ)
(天気も良いね)













(バスはガラガラ)
(病院到着!!)








(お世話になりますー)
 割とノンビリと構えていたのですが、どちらかと言うと旦那さんの方がちょとナーバス?大丈夫かな??色々と家を出る前に何か質問すると「何???」とこわばった顔で返事が返ってきます(笑)落ち着いていこー!!

8時;チェック・イン。陣痛を促進する準備をする為に部屋に入ります。この時の部屋はリカバリー・ルームと呼ばれ出産後に入る部屋なのですが、誘発分娩の時は陣痛が起きるまでここにいるそう。部屋の窓からはゴールデンゲート・ブリッジやダウンタウン、ゴールデンゲート・パークが一望できます。トイレ・お風呂・テレビと旦那さん様のソファーベッド完備。ここで陣痛を待ち、出産準備が出来たら出産部屋に移るとの事。お天気も良いので眺めは最高です!
(リカバリールーム兼陣痛促進室)
(部屋にチェックイン)











(サンフランシスコ・アップタウン一望)
(こっちはダウンタウン)










(遠くにゴールデン・ゲート・ブリッジ)
(今日の一部屋目)
8時半:色々な書類にサイン+先生と看護婦さんの色々な質問に答えていきます。大体はメディカル記録は秘密です、、、とかありきたりの書類なんですが何個か面白かった質問は
  「お母さんはタバコを吸いません。赤ちゃんの僕もタバコを吸いませんとママがサインします」ってまだ産まれてないのに。。。しかもタバコって
  「お見舞いに来ちゃ行けない人リスト」:これはまあ色々とバックグラウンドがある人達には必要な項目だろうな。。。

(愛猫HANAちゃんの写真と一緒)

9時:血圧や必要なデータの測定。血圧だけはいつもパーフェクトな私!今日も血圧良好!!そして先生の回診。検査をしてもらい今後の方針を決めます。息子君は頭を下にレディーなのですが、ママが入り口がまだ開かないので薬(内服)を飲んで促進することに。






10時:薬投与の前に朝ごはん到着。まさか朝ごはんを貰えると思ってなかったので家でもしっかり食べてきましたが、こちらのご飯も旦那さんとシェアして美味しく頂きました。きちんと中身のリストとかもあって面白かったです。ふふふ。メニューは「オートミール、トースト2枚、オムレツ、コーヒー、ストロベリー」でした。
(さすが病院細かい栄養リスト)











10時半:内服薬を飲みます。(Miso 50mg) ここから4時間の間にどういう反応が出るかで今後の薬の投与とか決まるらしい。とりあえず、ここからモニター(胎児の心拍と陣痛モニター)に繋がれっぱなしです。 トイレに行くときはモニターをはずすのですが、看護婦さんに連絡をしなくてはいけないのが面倒くさいかも。。。

(普段はあまり食べないけど。。)
12時:今まで呑気にテレビなんかを見ていたのですが、急に陣痛が始まりました!! 痛みのスケール1(軽)~10(重)だとスケール5.でもまだ痛み止めを打つほどでは無いかな??なんて思っていたら30分後、スケール6~7へジャンプ。この時、暑くて汗をかいてしまったので、病院からオレンジ味シャーベットを貰いました。あと水をいっぱい飲むようにも言われましたねー。


1時:ランチ 到着。内容は「クスクスのサラダ、チキン、野菜のグリル、パン、メロン」。ただ、この頃から陣痛の痛みが増して食欲どころでは無かったので、このランチは旦那さんが頂きました。あと、プレゼントに「スナック・バッグ」なるものを頂きました。チョコレートやナッツなどお手軽に食べられるものが入っていて、これももちろん旦那さんの手に。。。(笑)
 












(スナック・バッグ)

(中身はこんな感じ)










3時45分:痛みが半端なくなって来たので(もうスケール8とか9レベル)看護婦さんに痛み止め「Fentanyl」を打ってもらいます。この薬は即効性がありますが、 無くなるのも早いらしいです。ただもう一つの痛み止め「Epidural」を打ってしまうとご飯も食べれず動けなくなるので、暫くはこっちで頑張る予定。ただ、打ってもらった後、地球がぐるぐる回ってしまいダウン。暫く目を瞑って横になりますー。これは普通の反応だそうですが、ああ、目が回るー!

4時45分:陣痛の間隔も狭くなり分娩室へ移動する事に。その前に麻酔医から「Epidural」についての説明を受けます。この先生は今晩一晩中いるらしく、いつでも呼んでねーと気軽に挨拶をされました。多分、最終的にはこの痛み止めを使う予定はしてます。はい。 (旦那さんはこの間、コーヒーを買いに外に出ており、この全ての流れをミスってしまったことをとても後悔してましたが。。。)

そして分娩室はVIPルーム?というくらい広い部屋で、しかも角部屋なのでサンフランシスコの景色が一望できます。どこかの高いホテルのスイートルームのようです。もうパーティーするしかないじゃん?ていう気分になっちゃいましたよ。(笑)看護婦さん達にも「ここが一番良い部屋なのよ。ラッキーねあなた達」と言われました。夜は街のライトアップが一望できるので超ロマンティック。まあ、痛みがなければですが。。。へたにホテルに泊まるよりも、ここの景色が一番良いんじゃないかな?
(分娩室、超広いー!)
(赤ちゃんが産まれた後の設備もばっちり)










(夜景も綺麗に見えます)











6時:病院の訪問時間が夜の8時までだというので、遠方から来ていた親戚の人達と会うことに。せっかく今日来てもらったけど明日になりそうですよー。ママちゃん、義妹ちゃん、親戚の人達と団欒です。皆、ここの景色のよさに入ってくると「WOW!!」の一言。私にハグするより先に皆、窓にへばりついてましたよ。。。あれ??? 

(ここからが本番です)
(まだ余裕な二人)











7時:先生の回診。「入り口は4センチまで開いたけど10センチまでならないとねー、でも順調よ!!」と言われる。朝飲んだ薬は現在の陣痛の間隔が狭すぎるので使えず、違う誘発剤「Pitocin」を点滴と一緒に注入。30分毎に様子を見て量を調節していきます。ただ陣痛の痛みは大分和らいできているかな?この間にしっかり休養を取って、と言われます。

7時半:看護婦さんが「あれ?夜ご飯まだ来てない?」と言われて、そう言えば食べてなかった事に今更気づく。。。で、急いで持ってきてくれました。メニューは「クラムチャウダー・スープ、ビーフシチュー、パイナップル」です。旦那さんは愛猫HANAちゃんにご飯をあげに一度帰宅。旦那さんは自宅ご飯でした。

8時半:旦那さんが家から戻ってきました。愛猫HANAちゃんは少し寂しそうだったけど、きちんとご飯を食べてくれてたみたいで良かった。そして分娩室の備え付けのソファベッドで早速、眠っています。

9時半:ちょっとずつ陣痛の痛みが増してきたかな???これからどうなるのかしら。とりあえず深夜まであまり変化ないまま明日を迎えることに。。。

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