そもそも、この会社のイベント、チケットが8枚しかなかったらしく本当はそこで働いている人達だけで家族には振舞われない予定だったらしい。
最初にこの話を旦那さんから聞いたとき、彼は鼻高々に 「アルカトラズ島のナイトタイム・ツアーに行くんだ!!」というので、おいらも行きたいと意思表示をしたところ、「8枚しかチケット無くて社内でも激戦だからねー」なんて自慢げな顔。く、くやしいぜ!!
と・こ・ろ・が、意外にも皆さんが忙しいのか、はたまたアルカトラズ島なんて、ということなのかチケットが数枚余っている模様。前日に旦那さんから「まだ行きたい?」と聞かれて速攻YES。「もう、この情報聞いたときに直ぐに君のことを言ったんだよ!」と、嬉しそうに鼻をフンフン言わせているのを見て、可愛いやつよのう、と悪代官のように思ったのでした。(笑)
さて、当日は旦那さんは法廷に行かなければならない案件がありスーツ着用。でもサンフランシスコ、しかも海辺は寒いということで大きいコートを持ってきてとのご要望。大きいリュックに入れて、っていうかこれしか入らなかったんだけどエイコラしょと集合場所に向かいました。
(超楽しみ!) |
会社の人達と計8名のグループです。 意外にもこのナイトツアーは結構人気らしく、凄い人でした。
船の中に入って速攻気が付いたのが、私船酔いしやすい。。。ガガーン!!!でも波が今日はゆっくりだったので思ったよりも揺れず、無理やり歩いたり楽しいことを考えてみたり、1人でテンション上げて会話をしてみたりと努力の結果、あまり気にならなくなりました。と、言ってもせいぜい10分の道のりだったんですが。。。
(この船で出発) |
(桟橋を渡るスーツの人) |
船に入って席に着くと、プランを立ててくれた人がサンドイッチとスナックを皆にくれました。丁度ディナー時に重なるので、っていう配慮なんだけど素晴らしい!!!!
(スナック付き) |
(グループ写真) |
(サンフランシスコ) |
(太陽の左下に橋が) |
(そして目指す島) |
(船の停泊場所) |
(ツアーガイドさんに続け!) |
(何故アミの後ろにペリカン?) |
この島は沢山の鳥の住まいにもなっているのですが、途中窓の枠にいるペリカンを発見。でも、彼はアミの中にいる。。。どうやって入ったのか。アルカトラズの不思議です。
ガイドさんの説明を聞きながら一つ目のビルに入ると深い穴があり、更に奥の小窓から大砲が見えます!!ひええええ!どうやらここは衛兵所と出撃口の役割をして島で一番古い建物のようです。
ちなみにアルカトラズには歴史があって、最初は「要塞時代」として、次に「刑務所時代」、最後には「アメリカ原住民活動家の占拠時代」としての役割をしてきたそう。でもきっと一番有名なのは「刑務所時代」でしょうね。色々な映画にも出てくるし。。。
(皆真剣に話聞いてます) |
(今日のガイドさん) |
(第一目的地) |
(奥に大砲が!!) |
そんなこんなでツアーは続き、次の目的地へ。でもここは一番の坂があるところなんです。そんな場所を旦那さんのコートだけを背負った大きいリュックで私は歩きます。。。その姿を見た旦那さんはニヤニヤ。どうやら子供に見えるそう。っていうか誰のコートだい!!!
(重いんだよ!!) |
(でか!!) |
(ラストスパートの坂) |
(今は半分崩れた家) |
(カモメが行く先を示します) |
さて、いよいよ刑務所時代に牢獄として使われていたビルに入ります。ここからはオーディオ・ツアーで自分達で回ります。ここでも日本語サービスがあったので(凄い!!)それにお世話になりました。
(当時の入り口) |
(修復中のシャワー室。NOプライバシー) |
あと、囚人にはガイドブックが配られて「支給される物は、衣服、食料、寝起きの場所並びに医療のみ。その他のものはすべて特典とみなされる。」っていう掟が書かれているそう。
(ガイドラインブック) |
(脱走3人組み) |
(当時の食堂の様子) |
(食堂地図) |
次に向かうのは「リクリエーション・フィールド」。ここで束の間の外の空気を楽しんだりゲームをしたりしたそうです。そういうのも映画で見たような。。。
(少し狭い??) |
(遊んだ道具??) |
で、次に隔離室的な感じの「Dブロック」へ。ここは凶悪犯なんかも入るそう。ここは日当たりもあんまり良くなくて、しかも反省室みたいなところがあり、そこは何にもない狭い部屋。そこに入れられて牢屋を閉められ、更に厚手の鉄のドアで閉められます。完璧な闇。。。私だったら速攻頭おかしくなる。。。
そこに入れられた囚人の話では、入ったらまず服のボタンを全部外して宙に投げ、それを全部拾い、全部揃ったら最初からもう一回というゲームをしていたそう。。。うううう。このDブロックにはあのアル・カポーンもいたそうです。
(たすけでええ) |
(Dブロックにいた有名囚人) |
(旦那さん眩しい。。) |
(そんな暗いところで。。) |
1946年に起きたアルカトラズの暴動の歴史も語られます。何人かの囚人が共同して鍵を盗んだけど脱出できず、看守を牢に閉じ込めて射殺してしまうという酷い歴史。。。2階のバリケードの後ろにある通路で看守が見張っていて、鍵も真ん中に吊るしてあるのに、囚人1人が鍵を開けて脱走し、ここまで登ったそうなんです。。。実際に見ても信じられない感じです。
(看守は2階のここにいるのに) |
(暴動の歴史) |
(ここの牢屋は割りとこぎれい) |
(おや?知り合い?) |
(おおお!) |
(武器) |
(当時の看守) |
(当時の所長室) |
(歴代所長) |
そこを抜けると灯台に出ます。ここからのサンフランシスコの景色は超綺麗。風が強かったけど、あまりの綺麗さに結構長い時間ここにいたような気がしますねー。いや、本当なんか感動したし。
パノラマ写真が撮れなかったので、つなぎあわせ写真で。
すいませんねー。是非この目で見た風景をお伝えしたいのですが。。。
ぐっすん。
(サンフランシスコ・ダウンタウン) |
(ベイブリッジ) |
(サンフランシスコ・アップタウン) |
(ゴールデンゲート・ブリッジ) |
(霧が迫ってきます!!) |
(サンフランシスコと私達) |
ここで外の景色をたっぷり堪能した後はまたビルの中に戻ります。次に案内されたのが映画でも有名な脱走した3人組みの牢。実際の様子を再現してあって、よくスプーンでここまで壁を彫れたなと感心。人形の頭も良く出来てます。当時の主任も本当の頭だと思っていて、それが落ちたときにはホラー映画かと思ってビックリした、とコメント付き。
(人形が寝てる!) |
(ここを登って。。。) |
(おいらも脱走?) |
(当時の食堂の様子) |
(メニュー) |
(ダイニング・ホール) |
この辺でそろそろ時間切れ。フェリーに乗る時間が近づいてきました。でもまだ病院を見ていないので駆け足でみました。始めて入った部屋で写真撮りましたが、ちょっと怖い雰囲気ですよね。。。ドキドキ。
1時間くらいで余裕で見て回れるかと思いきや、2時間半でも全然足りず。。。でも帰りのフェリーが8時45分発なので、これを逃がしたらヤバイ!!ので、フェリーに乗り込みます。ふいー、間に合ったよ。。。旦那さんなんか、「フェリーなんか逃がしても。。。」なんて言ってましたが会社のイベントなんだから、一応。しかも他の人たち待ってるし!!駄々こねないでえええ。
(サンフランシスコに向かいます) |
(軽食??) |
(クラムチャウダー) |
(ツナのタルタル) |
今日はせっかく持っていったコートも要らなかったくらいに良い天気で良かったです。(荷物重かったけど)。皆とってもエンジョイしてたし(荷物重かったけど)、昼と夜ではちょっと雰囲気違ってましたね。
旦那さんと旦那さんの会社、私を連れて行ってくれて有難うー。
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